第4章 帳簿締切など 1

 日記仕訳帳については,特別の締切作業はないが,総勘定元帳ならびに補助内訳帳については,それぞれの帳簿様式にしたがって,借方,貸方(出金,入金)の残高を把握し,その差額残高があれば,片方の欄(少額の方)に赤インクで記帳し合計を一致させて締切ることになる。もちろん,検算のためでもあり,資産,負債・資本性の科目はその金額が次期新年度への繰越金額となる。次表の『年末締切り,次期繰越記帳例』ならびに前項記帳演習事例を併せ参照されたい。

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