共済制度の活用法 3

1 概要

 単独では退職金制度をもつことが困難な中小企業に、事業主の相互共済と国の援助によって退職金制度を設け、中小企業の従業員の福祉の増進と雇用の安定を図ることを目的として制定された制度です。この制度は、昭和34年に「中小企業退職金共済法」に基づき設けられたもので、独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共)によって運営されています。

2 制度の仕組み

 事業主が事業団と退職共済契約を結び、毎月の掛金をもよりの金融機関に納付します。従業員が退職したときは、納付した掛金とその運用益を原資として、その従業員に一定の退職金が中退共から直接支払われます。

3 制度の内容

 中小企業退職金共済制度の詳しい内容については、中退共のホームページを参照してください。
× 閉じる